難問が解決するので、この好機を活かそう。残っている問題はいたずらに長引かせず、この機会にさっさと片づけたほうがいい。解決したなら、深追いせず、余計なことはしないこと。
　あせらないこと。対策は他にも色々ある。
　困窮の時は余計なことは言わず黙っているのがよい。あれこれ言葉を尽くしたところで、事態は好転しない。かえって悪くなる。

　ただ、焦ったらアカンし、なおかつあれこれ言うのは逆効果とある。沈黙は金、いうやつでしょうか。時には黙っていることが誠意をみせることになるいうことでしょうね。僕自身中途半端が嫌いでじっとしてられなくて、なんかあったら言葉を尽くすほうにいってしまうので、厳しいなぁ、と思っています。(^^;

　この卦の本質は、どんな問題にせよいずれ解消に向かう、ということです。ただ、難問解決だけでなく、望ましいこととか期待していたことが突然御破算になる、という意味合いもあるとのこと。いずれにせよ、がらっと変わってしまうということなのでしょう。

　互卦や綜卦を観ると、なんにせよ、あがりっ、で終わりとちゃうで、言うてます。まぁ、ええのもアカンのも繰り返し、いうことでしょう。

　それだけに、問題解決にせよ、楽しいことが終ってしまったにせよ、あまり後腐れないようにしぃや、いうことだと思います。尾が引くと、その時その時の問題なりに対処する余裕がなくなるで、いうことでしょうね。

　第一回目、どないでしたでしょうか。ちょびっとでもヒントになれば幸いです。

　ほな、また。