易占で粒焼 1999/04/04(日) |
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水山蹇の初爻変、水火既済に之く
押しても引いても動かない。にっちもさっちも行かず、万事休す。焦ったところで事態は変わらない。強引にやると余計悪くなる。しかし、諦めるのはまだ早い。信頼できる第三者に任せるのも手である。 |
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ちょっと雲行きが怪しいですね。進退極まって、思い通りに行かず、行き悩んでいるというような状態ですね。
この卦はどちらかというと最初からダメというより、今までうまいこと行ってたのに何かの拍子にアカンようになったといった感じです。こんなはずではなかった、というところですね。力量不足を思い知る、とあります。 互卦や綜卦、錯卦を見ても、ここに来て足踏み状態でいることを示しています。もうちょっとやねんけど、いう感じですね。ただ、お先真っ暗とは言っていなくて、諦めてはいけない、どんな難しい問題にも解決策はあるし、とにかく今までのやり方を検討し直して、じっくり構えて取り組まなければならない、と言っています。 「蹇」の字の「足」は人が寄って立つ基盤を表していて、それが崩れるような厳しい状況であるということです。確かに厳しいですね。自分の本質が揺すぶられるわけですから。 ただ、現状は確かに厳しいけれど、自分の拠り所がもはや通用しないものとして、前向きに改めるべきときだと解釈できるのではないか、と私は思います。私自身以前より書いているように、友達との間で人間関係についてかなり考えさせられるときにあって、これまで思っていた人間関係の在り方というか、付き合い方というか、そういう良いと思って拠り所にしていたものが決して良いものではなかったのかな、と考えているところです。しんどいです。 長い年月の間に体に染みついたものはなかなか抜けないもので、改めたいと思ってもなかなか改められないものです。大きな変化というのは不安なものです。ただ、やはり自分がさらに進歩するためには避けて通れない道というものがあると思います。飛躍のチャンスが目の前にあると思って、焦らずじっくり自分自身を見つめ直すいい機会ではないでしょうか。 ほな、また。 |
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