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What you see is what you are...by まろたけ個人的粒焼(フォーム)
最初にお読みください
2000/02/08(火)

 いずれはなんかこちゃこちゃ書きたいなぁ、とは思っておりました。小学校時分は通信の作文教室なぞをやっておりましたが、「物語を書け」という課題に200字(子供用の大きめのマス)の原稿一枚で完結させたというほど、作文は苦手でした。いや、嫌いやった。型にはまったんが嫌いなんは、今も昔も変わりません。でも、月一のお楽しみ会では自作の紙芝居を披露するなど、何かを創り出すのは大好きでしたね。当時やってたタイムボカンシリーズのオタスケマンだかのパクりでお茶漬けマンとかいうのやったな。そういや、あの紙芝居もいつも前日夕方からのやっつけやったなぁ。理科クラブではひたすらモーター組んでたし。鮒の解剖に失敗して、煮付けにして食ったなぁ・・・。

 話がそれました。

 中学時分に日記提出を強要されていたのでやむなく書いているうちに、ちょっとずつ書き物の味を覚えたというのはあります。清風という学校は校則が厳しくて、チョンボすると般若心経を書き上げる期間停学になったりする。まぁ、そんな環境だったので、めんどうが嫌いな僕は、入っていきなりゲーセンに行った罪でお母んが呼び出しを食らって以来、六年間おとなしく過ごしたのでした。そんな毎日だったので、そうそうおもろいことがあるわけではない。かといって、天気やおかずをつらつら並べ立ててもおもろない。いつしか僕は小ネタくりとなっていったわけです。「くり」は「トランプくる」の「くる」の名詞形です。関西以外の人は分からんかな。ページめくることを「ページくる」なんて言うけど、それやったら分かりますやろか。

 話が分からなくなってしまいました。

 まぁ、それが高じて、高校時分には「閑人の粒焼」というタイトルでつらつらと雑文の類を書くようになったのです。狐狸庵先生こと遠藤周作さん、ドクトルまんぼうこと北杜夫さんのエッセイは全部読んだっけ。丸谷才一さんも好きやったなぁ。他にもいっぱい好きな作家がいてはります。ちなみに小説にもチャレンジしたけど、酒場で旧友が出会っただけで終わってしまった。トンネル抜ける前に終わるようなものです。何国か分からんっちゅうねん。その頃の雑文はどっかいってしもた。もしかしたら残ってるかもしれないけれど、最近ようやく中学、高校のテキスト類を処分したので、ないと思う。惜しいことをした。いや、惜しくないもんばっかりやったから放ってんけど。

 大学に上がった頃も結構駄文は書いていましたね。書いていたというか、その頃最新鋭のワープロを手にしたというのもあって、パンフ作りやらなんやらで、しょーもないことをつらつら書いていました。この間久しぶりに電源入れて読んでみようかな、と思ったら、「フロッピが読めんで」言われて、それっきりです。とほほ。ノートに手書きしたのもあったけど、なんちゅううっとうしいヤツやと思われそうな内容だったので、それは封印してしまいました。スネ夫が書いたんか、思た。

 ということで、三度目の正直になるのですね。いや、別に今まで嘘ついてたわけやないけど。この「閑人の粒焼」を始めるにあたって、私は随分悩みましたよ。タイトルどうしようかなぁ、なんて。「真伝・閑人の粒焼」とか「元祖・閑人の粒焼」とか「本家・閑人の粒焼」とか。結局普通に「閑人の粒焼」でええかな、と。英語読みで「himagine」いうのはかっこええやんけ、と一人悦に入っておりますが。(WebPageリニューアルに伴い、雑文「閑人の粒焼」を「雑文で粒焼」に改名いたしました)

 ちゃうちゃう、そんなんで悩んでたんとちゃう。もっと真面目なこと。Web上でちょっと見渡してみても、僕のお気に入りの、すごい文章を書いてはる人たちがたくさんいてはります。「がんばれゲイツ君」の外崎さんが書いてらっしゃるプロの目からみた厳しい批評文。「雑文館」の新屋さんが書いてらっしゃるハイスペックな雑文。「ATSUYO’S HOMEPAGE」のATSUYOさんが書いてらっしゃるお下劣もの。「我が妻との闘争」の呉エイジさんが書いてらっしゃる人情話。「乾貴美子のお熱いのがお好き」の乾さんが書いてらっしゃるちょっとイタいエッセイ。メールマガジン「幸せ配達人」の岡島さんが書いてらっしゃる心温まるお話。「MSNジャーナル」で連載中の田口ランディさんのメリハリの効いたエッセイ。メールマガジン「ティータイムマガジン」の荒木さんが書いてらっしゃる緻密なノンフィクションやつい引き込まれるフィクション。すごすぎる・・・。五言絶句。

 まるで「リングにかけろ」の高嶺竜児が修羅一族かなんかのおる山に登っていくときのような気分。果たして僕のようなたわけがのこのこ出ていってやっていけるのだろうか。週間こどもニュースでようやく世事を理解する程度のこの僕が・・・。

 しかし、かきたい。恥でも耳の後ろ辺りでも、とにかくかいてみたい。その思いを振りきることができず、結局思い切って駄文、雑文の類を書いてみることにしたのです。溜め息。まぁ、他のページのように愛だ思いやりだと言うことの方がある意味こっぱずかしいことなので、すでに恥は十分かいているかもしれない。耳の後ろは今度散髪屋で頭を洗ってもらったときにでもかいてもらうか。

 内容は知れてると思います。どうせやっつけやし。ジャンルわけもくそもなく、思い立ったが吉日でやって行こうと思っています。ちょびっとヒント(現在は「易占で粒焼」に改名)と同じように、最新作とバックナンバーとに分けて載せるつもりです。それから、MacOS8.5が誇る要約機能を使って、その文の触りを簡単にタイトルのそばに併記しようかなぁ、と思っています。要約になってないので、きっと本文を読みたくなるはず。でも、場所とりそうだったらやんぺにしますけど。

 とか言うてて、やっぱりうっとうしいのでやめにしました。う、早くも企画倒れ。とほほ。

 これからいつまで続くのか分からないけれど、ぼちぼちやっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

[参考ページ]
N.TONOSAKI's Personal Station

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