2007/01/04(木)
端っこのは一応いのししらしい

　更新作業もすっかり年に一度のイベントとなってしまっております。時間ができたら写真撮ったりとかしたいなぁ、と思いつつ、未だその時間を確保できず、今に至っている次第です。

　さて、毎年恒例の昨年の総括です。

　一昨年の雪辱を晴らすべく、第２回新司法試験受験に臨んだのですが、短答式試験は30点ほど上乗せができたものの、論文式試験で準備不足と手痛いミスとが災いして合計で一昨年と点数がほとんど変わらず、再び涙を飲む結果と相成ったのでした。

　一昨年は試験発表があった後、年内いっぱいはやる気が出ずに無為な生活を送っていましたが、昨年は、次が泣いても笑っても最後の受験チャンスだし、これ以上嫁に迷惑を掛けるわけにはいかん、死に物狂いでやらんと、ということで、10月からほぼ休みなしで勉強を続けております。

　昨年の試験を踏まえてさらに色々と気づいたことがありますが、やはり短答式はスポーツでいえば走り込みをするように、演習をひたすら繰り返して基礎知識を積み重ねていくしかないな、と感じています。特に時間を限って素早く正解を出す訓練をすべく、オンラインの演習問題を毎日コツコツ解いています。暮れにあった模試でも４月の本試験直前模試より点が上回っているので、やった分だけ効果が出ているかな、という気がしています。

　論文式は、第１回の本試験の予備校分析にあった、事実を拾うという点を過大視してしまい、条文解釈、規範定立といった部分をあいまいなままにしてひたすら問題文の書き写しに終始してしまい、よくよく考えれば条文に沿った事案解決などまともにやっていないなぁ、というひどい論文を書いたのがそのまま低い評価に繋がったと感じています。ただ、その中でも比較的条文解釈の体裁を保つことができた刑事系で点数がかなり伸び、論文での評価が上位３割程度に来たのが収穫やったかな、と思います。論文はやはり条文を大切にして、その解釈と構造をきっちり押さえておかんと、と考えています。

　ちなみに、我が母校の今年の結果は惨憺たるもので、短答式の結果はブービー、最終結果も今年卒業した未修者２人のみ合格と厳しいものとなった次第。

　嫁さまは今年は泣きはしませんでしたが、やはりショックを受けていると思います。今年は大丈夫だろう、といっしょに合格発表を観に行きましたが、自分の名前がないのを確認した後、お互い無理して元気なそぶりをしていたのがなんとも悲しかったのでした。来年はなんとか結果を出したいところ。祖父は予想通りボロクソに言うてたなぁ。さすがに２年連続でこの体たらくやと合わせる顔がないなぁ。そんな感じで、身内にはあまり会いたくないなぁ、と実際もあまり会いにいっていない次第です。

　仕事の方ですが、年内いっぱいは某金融機関で業務監査の仕事をしておりました。人には恵まれたけれど、あまり考えずに採用を繰り返すがために職場環境が悪く、仕事の内容に廃棄書類の搬送やコピー用紙の運搬など腰に来る業務があったので、ギックリ腰を何度もしてるもんとしてはこれはきついな、と思い、更新の打診があったけれど断ったのでした。かつかつ状態には変わりないので、年明けからなんかせんとなぁ、と考えているところです。勉強の時間を確保しつつ仕事ができたらなぁ、と思うんやけど、いいのがあればなぁ。

　痛みが引いた胆石症でしたが、時々じんわりと胆のうの辺りが痛むので、誕生日直前に日帰り入院で内視鏡手術を受けてきました。その時に取った胆石は「胆石ジョニー」と名付けられて今も防湿庫に保管してあります。オペ後しばらくは胆汁の調節がうまくいかないということで、食べ過ぎたり脂っこいもんを食べたりするとてきめんに下しておりましたが、ここしばらくは大分マシになり、無茶食いしなければ問題ない状態にまで回復しております。傷口も押したら若干違和感はあるけれど、痛みというほどのものはない感じです。

　今年も引き続きmixi経由で小学校の同級生の何人かと再会することができました。みんなそれぞれ頑張っている様子。僕も頑張らんとなぁ。

　そうそう、そろそろ子供を、という声が嫁さまだけでなく、身内からも出始めたので、今年は子供ができたらなぁ、とも思っています。

　ということで、ほんとうに相変わらず嫁さまには苦労を掛けっぱなしで申し訳ないなぁ、と思いつつ、今年こそ結果を出してその労に報いたいなぁ、と考えているところです。